No.21 ウイグル獄長(2004/2/9)

 ラオウ(拳王)配下。凄くデカイおじさん。カサンドラ牢獄を束ねる。泰山流双条鞭、泰山流千条鞭などの鞭を使った技は、“空手使い”を瞬殺するほどの威力。対ケンシロウ戦では、蒙古覇極道(要するにショルダータックル)で、ケンシロウの意識を一瞬飛ばすほどの活躍を見せるが、最後はケンシロウに“小さくたたまれて”墓穴行き。

 ケンシロウの敵方の人物としては、結構人気が高い。「あー、聞こえんな」に代表される数々の名台詞(ただし、「聞こえんな」を初めて使ったのはシン)をもつこと、作中では囚人を除く一般人殺しの描写が無いこと、死亡後、家来の数人が「獄長の敵い」と叫びながらケンシロウに立ち向かったことから伺える意外な人望の厚さ、等が理由であろう。

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