No.20 アミバ(2004/2/7)

 初登場時には本名が明かされず、トキ(偽者)として登場。本物のトキの患者に偽治療を施していたところをトキに見咎められたのを根に持ち、整形までしてトキになりすまし、人体実験と称して人々の秘孔を突きまくるなどの悪行を働く。元はレイと共に南斗聖拳を学んでいたらしい。

 自称・天才。実際、南斗聖拳を学ぶ一方で北斗神拳も見よう見真似で覚え、あのケンシロウに本物のトキだと思わせるほどの拳技を持ち、ボクシング世界チャンピオンよりも遥かに強い。確かに相当の才能だが、決してTOPの器では無かったのだろう。そのコンプレックスこそが、彼の行動の原動力である。

 「北斗の拳」に登場する悪役の中で、アミバの人気はジャギと並んで高い。その理由は、キャラが立っていることに加え、優れた者に対する妬みや劣等感を包み隠さない潔さのようなものではないか。

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